しらおいの小話

  • 2022.06.30

    白老町の市街地の東側、太平洋に面した地域に広がるヨコスト湿原。
    ヨコストとは、アイヌ語の「ヨコ・ウシ・ト(獲物のたくさんある沼)」が変化したものであるといわれ、原生の姿を色濃く残すポロト自然休養林を源流とし、ポロト湖を経て流入するウツナイ川と、北東から流れるヨコスト川が湿原の東の端で合流しています。
    マコモやヨシ、ハマナスなどの群落からなり、多様な動植物の貴重な生息・生育地として、2016年に環境省の「日本の重要湿地」にも選定されています。
    樽前山を背後に、白波が立つ太平洋の砂浜に沿い、初夏から夏にかけ一帯に咲き誇るハマナスは、訪れる方を、癒しの空間にいざないます。

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