生産者紹介

大漁HUG白老町緑町

白老町在住の陶芸家・前田育子さんは、ゆずり受けた大漁旗を風呂敷やバッグ、キャスケード、などのデザインを手掛けています。これらの作品は、エコデザインアワード2009 エコデザインプロダクト部門 準グランプリや第2回北海道新聞エコ大賞などを受賞しました。カラフルな大漁旗を使い、とにかく目を引くデザインでとってもお洒落。そして、もちろん全て手作りの1点ものです。しかし、それだけの理由で、これら大漁HUGの作品が支持されているわけではありません。前田さんは、これらの作品の売上の一部を海を守る様々な活動や海難遺児基金・海岸整備などに寄付しているのです。

大漁旗は、その名の通り、大漁の時に船に掲げる旗。沖合から大漁であったことを伝えるためのものなので、縁起の良い図柄を使っています。そう、大漁旗は縁起物なのです。時を経て、役目を終えた大漁旗が前田さんの元に集まり、また新たな役目を与えられます。そして、その売上で再び海を守る活動を支えるという循環が、この大漁HUGなのです。

作家前田さんの発想は無限大です

大漁旗を洗うところからスタートする大漁HUGの作品作り。洗濯後の風にたなびく姿を見ていると自分の気持ちまで清々しくなると話してくれた前田さん。縁起のいい一点ものの作品を手元に置くだけで、海を守る活動にも参加できます。

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