移住された方のこえ

Vol.2
2017年1月移住
桐生さんご夫婦

白老町でお店を開くことが夢でした。

白老町ご出身の奥様は、高校を卒業後に、大阪の専門学校で料理を学び、神奈川のイタリアンレストランを経て、そこで知り合ったご主人と、いつか自分たちのお店を持ちたいという共通の夢を持ち、30歳までを目標に地元に戻りたいという奥様と共に、2017年1月に白老町に移住をし、お店をオープンさせました。

改めて知った白老の魅力とやりがい

移住の決断に至ったのは、学生時代通い慣れたコンビニエンスストアが、しばらく空き家状態が続いているのを発見したり、空き店舗を活用する町の政策の情報を得ることができたり、ご自身が掲げた目標の年齢など、時期的にもすべてがタイミングよく重なったこと。移住や出店に対する不安は少なかったそうです。周囲の心配をよそに、何もないところだからこそ集客を見込める自信があったそうです。

また、2020年の白老町にとっても大きな出来事、国立アイヌ民族博物館のオープンが控えていることもチャンスと捉えて、時間をかけて地域に根ざしていきたいと考えているそうです。

今では、お店からほど近いご実家の菜園で、お母さんが育てている無農薬のハーブや野菜をお店で提供していて、白老産の食材にも今後こだわっていきたいそうです。
食材王国と言われる白老町に長年暮らしていたにもかかわらず、初めて知る食材や食べ方も多くあるようで、この仕事をするようになり、また改めて白老町の魅力を再発見しようと日々活動し、地元の方々との交流や学び大切に、白老町の活性に少しでも貢献したいと考えているそうです。

のどかで居心地がいい町

一方、神奈川県出身のご主人は、奥様の里帰りで白老町を訪れた時「何もないところ」と正直に感じたそうです。それでも、人混みがもともと苦手なご主人は、今までにはない白老町の時間の流れ方、人の温かさを感じているようです。休みの日も色々なイタリア料理店を訪れ、日々勉強しているそうで、毎日イタリアンと向き合えるほど大好きだそうです。一人でお店を持つことには抵抗があったそうですが、同じ夢をもつ奥様と出会えたことで、ご自身の夢もここ白老町で実現できたそうです。

朝早くから自分の厨房で準備し、一日料理を振るう姿は、取材中の穏やかで優しいご主人とは違う、真剣で心強い一面が見られました。

白老町に移住することも、お店を持つことも、ご夫婦の強い意志と積極性が、理想的なライフスタイルに繋がったのかもしれません。

  • HarbRestaurant&CafeROSMARINO

    白老郡白老町萩野69-27
    電話 0144-82-8960
    営業時間 11:30 ~ 21:00
    ランチタイム 11:30 ~ 14:30
    ラストオーダー 20:00
    定休日 毎週火曜日、第2水曜日

しらおい町に移住をお考えの方へ

食材王国といわれるだけあり、いろいろな食材があって、どれもおいしい。家に温泉があることも魅力。また海山川など自然もあり、雪も少ない、住みやすい所。

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